強み を活かす ~チャンスはピンチ!?~

企業の成長・発展には「 強み の活用」が不可欠です。チャンスをとらえられるかどうかはその 強み にかかっていると言っても過言ではありません。
さて、「ピンチはチャンス」という言葉は聞いたことがあると思いますが、こちらにはポジティブなイメージをお持ちではないでしょうか。
しかし、その逆の「チャンスはピンチ」という言葉には心にずしりと響くものがあります。

文字通り、チャンスはピンチと隣り合わせの状況なのです。チャンスを与えられたとしても、それをとらえられるだけの実力が備わっていなければ、まだその程度の実力なのかと烙印を押されかねません。すると、次にチャンスが巡ってくるのはいつになるのかは誰にもわかりません。
だからこそ、実力が無ければ、チャンスはピンチに変わるのです。

経営の世界においても、SWOT分析と呼ばれる企業の内部環境・外部環境を分析する手法が存在します。簡単に説明すると、S→強み、W→弱み、O→機会(チャンス)、T→脅威(ピンチ)をそれぞれ分析するやり方です。どうすれば、強みを活かして機会をとらえることができるのか、というふうに今後の戦略を検討します。

機会というのは自社でコントロールできない外部環境が与える要因です。そのため、ある会社にとっての機会は競合他社にとっても同じく機会なのです。
では、どうすれば機会をとらえることができるのか。それは「自社の強みを知る」しかありません。競合他社に負けないためには、その与えられた機会を確実にとらえられるように強みを強化する必要があります。

もしも、強みを活かすことができず、機会を逃してしまい、競合他社がその機会を確実にとらえたとしたら、どうなるでしょう。
それはすなわちピンチです。自社だけが機会をとらえられず取り残されることになります。

チャンスをものにできるかどうかは、自社の強み次第です。だからこそ、自社の強みを徹底的に見直す、磨くことが「チャンスをものにする」最良の方法だと考えます。

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